| NO.893641 ・ラインハート、優しい時間さん(男性/56歳)
 2015/04/29 04:08:34
 
 | 男というものは、困ったもので、女に常に「娼婦性」を求めてしまいます。 
 それは肢体であり、色香の豊饒性であり、スイートなエモーションでもあるのです。
 
 セックスがしたいと考える裏には、そうした概念がつきまとう。
 
 「あのオンナはどんな躯か?、あの時はどんな喘ぎ顔になるか?」とかの妄想を抱くように。。。
 
 貴女もきっと、旦那さんにとって結婚前はそのような存在だったと思います。
 失礼を承知で申すなら、貴女にもその娼婦性があったのです。
 
 だから彼も、貴女を求めてきた。。。
 
 でも。。。貴女と彼は、結婚されました。
 
 その時、彼から貴女の娼婦性が消えたのです。
 
 妻であり、そして子供のママになったのです。
 
 男というのは、そんな女の娼婦性に苦悩するものです。
 それは言い変えれば、高陽感でもあるから。。。
 
 だから、そのために男は女を求めて躍起ともなる。
 
 独占した女(つまり結婚して妻となった女性)には、オンナの魅力の喪失感を覚えます。
 
 結婚という報償の代わりに「オンナへの喪失感」という代償を得ることにもなる。
 
 哀しいかな、それがオスの本能。
 
 かといって、いつまでも娼婦性を維持しているような関係には絶えられない。
 それは、他の男に酒をついで歩くようなホステスのようなものになるから。
 だから、男は好きな女を独占して結婚しようと考える。
 そしてその娼婦性から抜け出し癒されもする。
 
 そこに矛盾が生しる。。。
 
 つまり「抱けなくなる」という矛盾が。。。
 
 男の女への恋慕は、実に抽象的でもあるのです。
 
 それに反して女は、実体的な欲求があるように思います。
 
 私を愛しているなら抱かれたい。大切にされたい。。。と。
 
 女に翻弄される(その困惑と戦う)男と、初夜を信じ、結婚を愛と信じる女。。。
 明らかに違う生ものなのですね。。。
 
 男が女を獲るとは、結婚するということではなく、イイ女とセックスしたいという根源的な思いがそこにある。
 いい意味では男はロマンチストでもあるが、逆に淫雑なる生きものでもあるのです。
 
 そういう意味では、貴女も「オンナ」を取り戻す努力が必要かも知れません。
 彼を「安心させない」魅力が。。。
 
 そこに彼を振り向かせる火種があるやも知れません。
 
 「お前、最近変わったな?」そう思わせることも大切かもね。
 
 ママでもなく、妻でもない貴女に。。。
 
 いつまでもオンナでいることの意味も、そこにあると思いますので。。。
 
 
 
 
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